れく空間

初日からずっと応募はしてたのよ!? それはあくまで「可能性」の話。何が悪いわけでもなく、ただ偶然、たまたま仲を深められずにいただけ。面識だけはある、噂だけ聞こえてくる、そんな相手。でもある日、長く感じていた疎外感から脱する日がついにきた。こ

しらなくても、「おれい」はするよ? この街では修道院へ「寄付」をすると、シスターからえっちな「お礼」をしてもらえる。金銭であっても物品であっても、その価値に見合うようシスターはその身体を差し出してくれる。街に住まう男たちにとっては、誰もが耳

負の感情が「ケガレ」を生み、あらゆる生物を蝕む世界。深刻化すると凶暴化や、果ては身体の異形化まで及んでしまう。そのケガレを浄化出来る唯一無二の対抗手段。それは特殊な体質を持つ人物との性的接触であった。ケガレを清めるその人達は「聖杯教団」の「